野山を駆け回っていた少年時代 高校卒業後は憧れの東京へ

小野さんの実家はりんご農家。7人兄弟の次男として生まれ、浪岡の自然の中で元気に育った。
小野幸春さん
「同級生といつも川とか山とか、野山を駆け巡っていましたね」

小学校から高校まで続けたのは野球。
小野幸春さん
「当時、北奥羽大会と言って青森県と岩手県で争って一校が甲子園へ行く時代だった。我々が3年の頃に準決勝まで行きました」

やりたいことは明確ではなかったが、当時憧れていた東京で働くために、高校卒業後に上京。最初は九段会館のレストランに勤務した。

小野幸春さん
「そこで1年くらい働いて、飲食業もおもしろいなと思いました」
より一流の場所で働きたいと思い、九段会館を辞めた後、ホテルの専門学校で学び知識を蓄える。

その後は先輩の助言もあり、ソムリエとしてあの『帝国ホテル東京』へ。