リンゴの収穫最盛期を前に、盗難防止パトロールの出動式が青森市の警察署で行われました。
青森南警察署で行われた出動式は警察や市の職員などが出席し、青森南地区防犯協会の常田清彦 会長が挨拶をしたあと、パトカーや市の巡回車が一斉に出動しました。
22日のパトロールは、浪岡北中野地区で農家に「リンゴの野積みはやめましょう」などと書かれたチラシを手渡して対策を呼びかけました。
リンゴ農家 長尾泰孝さん
「今年は雪害から始まって本当に大変な年で、苦労も多かったので。対策できるところはしっかりやって、収穫まで無事終われたら」
青森南警察署 佐藤裕貴子 署長
「収穫したリンゴを野積みにしないということと、直接もぎ取りの被害もあるので、計画的に早めに収穫できるものは収穫をお願いしたい」
警察によりますと、県内では10月に入り、青森市や弘前市でリンゴが盗まれる被害が確認されています。
パトロールはリンゴの収穫が終わる11月末まで行われるということです。