帝国ホテル東京を退職し独立

小野幸春さん
「独立志向が強かったんですよ。だから、ちょうど50歳の時に帝国ホテルで早期退職制度があり会社側から提案があって、それだったら一番先に手を挙げようと手を挙げて」

退職金で、自分の最初のお店『欧風料理 ボワ ヴェール』をオープン。

小野幸春さん
「5年ほどしてそのお店はシェフに譲り、たまたま知り合いに『良い物件があるよ』とこの場所を紹介されたんです。最後はふるさとに関連したお店をやりたいなというのが一番でしたね」

『跳人』をオープンして20年、小野さんは青森出身の人だけでなく様々な人が集う場所でありたいと願う。

小野幸春さん
「ねぶた祭は、衣装さえあれば誰でも参加できる。そういう意味も込めて『跳人』という名前にしました。ふるさとに少しばかり恩返ししたいという感じかな。かっこよく言えばね」

コロナ禍で、ワインバーなどの閉店を余儀なくされたこともあったが、家族の協力で今まで続けてこられたという小野さん。まだ夢は続いている。

小野幸春さん
「チャンスが来た時に行動するということですよね。そうしたら夢は成就するんじゃないかなと思うんだけどね。地元でワイン作りをして、作ったワインを東京の自分の店で販売したいなと思っています」

居酒屋で1人で飲むのが一番のストレス解消という小野さん

青森テレビ「わっち!!」月~金曜夕方4時25分
「TurningPoint」2025年3月11日(火)放送回より