天皇皇后両陛下と長女の愛子さまが、東日本大震災の発生から14年を迎えたきょう、犠牲者を悼み、黙祷されました。

宮内庁によりますと、両陛下はきょう、お住まいの御所で、愛子さまは勤務先の日本赤十字社で黙祷されたということです。また、上皇ご夫妻もお住まいの仙洞御所で、震災発生時刻の午後2時46分に合わせて黙祷されたということです。

一方、宮内庁は天皇皇后両陛下が大阪・関西万博の開会式などに出席するため、来月11日から1泊2日の日程で大阪府を訪問されると発表しました。

両陛下は特別機で大阪府に入り、大阪・関西万博の会場で大屋根リングや日本館などを視察された後、万博関係者と懇談されます。翌12日には万博の開会式に出席して、陛下が開会を宣言されます。

開会式には万博の名誉総裁である秋篠宮さまも、紀子さまとともに出席されます。

両陛下で大阪府を訪問されるのは、2003年9月以来、22年ぶりだということです。