冬場に流行期を迎えるインフルエンザ。コロナ禍のこれまでと違い今シーズンは新型コロナウイルスとの同時流行も懸念されています。
今シーズン流行の可能性が指摘されるインフルエンザ。街の人はー。
(県民)「コロナだけかと思ってました」「怖いですね娘や息子がいるので感染予防をしておかないといけないですね」
大分県のまとめによりますと、県内のインフルエンザの患者数は昨年度が11人。一方、今年度はそれを上回る16人がすでに確認されています。インフルエンザに対する社会全体の集団免疫が低くなっているため県は今シーズン、感染急拡大の恐れがあると指摘します。
(県福祉保健部・藤内修二理事)「コロナの影響でインフルエンザはほとんど流行しませんでした。その結果、2年間インフルエンザに対して全く抵抗力を獲得する機会がなかったのでその分多くの方がインフルエンザに対して感染しやすい状況」
感染を防ぐ手段の一つがワクチンの接種です。
(県福祉保健部・藤内修二理事)「既にコロナのワクチン接種券が手元に届いている方は可能ならインフルエンザとコロナの同時接種をしても大丈夫」
大分市にあるきたじま内科・胃腸内科の喜多嶋院長は入国制限の緩和を受け、海外からウイルスが入りやすくなるとみています。ワクチンについては、昨シーズンの1.5倍にあたるおよそ7000万人分が国内で供給される見込みで、早めの接種を呼びかけています。
(きたじま内科・胃腸内科 喜多嶋和晃院長)「接種してから約2週間は抗体力があがるまで時間がかかると言われていますので、特に65歳以上の高齢者の方もしくは基礎疾患がある方小児の方を含めて積極的なインフルエンザワクチンの接種をお願いします」
新型コロナと同時流行すれば医療体制にも影響するだけに今シーズンはあらためて基本的な感染対策を講じる必要があります。
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