続いては特集です。東日本大震災の発災からきょうで14年です。被災の経験から夢を抱き、山形での学びを経て夢を叶えた女性に密着しました。
いま、彼女が伝えているのは「命」についてでした。
■震災を経験し、夢の場所に立つ女性
人口およそ50万人の栃木県宇都宮市。その女性が働いているのは、宇都宮市立陽東(ようとう)小学校です。

「おはようございます」
1年2組の担任を務めるのは、宮城県気仙沼市出身で、山形大学を卒業した佐々木梨花(ささき・りんか)さん。

授業では入念な準備で、一人ひとりに寄り添った指導。休み時間には子どもたちと思いっきり遊んだり。
給食では・・・


佐々木梨花さん「朝からいっぱい動いているので、3時間目くらいにはお腹がすんごく空いていて、無心で食べています」
