保坂さん:
「まず受け入れる、受容する、これが大事。これは揺るがなかったと思いますね。そうやってとにかく信頼関係を作ること、これが大事だなというふうに考えました」

保坂さんたちの粘り強く行き届いた世話。

1995年5月16日

さらに一時保護からおよそ1か月後の教祖・麻原彰晃(=本名 松本智津夫元死刑囚)の逮捕などで徐々に子どもたちにも変化が現れます。

麻原だけに向けられていた目が他人にも向けられるようになり、友情や敬意がみえ始めました。

保坂さん:
「遊びの風景もみんな(以前は)ひとりひとり別々、自分勝手に遊んでいたんですよ。それが段々グループになってきた」
「(職員に対して)呼び捨てだったんですけれど、そのころから先生というようになったんですよ。嬉しいじゃないですかね、先生っていう言葉がいいかどうかはともかく、先生って言ってくれました」