【新潟大学 災害・復興科学研究所 卜部厚志教授】
「周囲に山が見える新潟の平野は、平野部の下が周りの岩盤より柔らかい堆積物。それが5000mくらいの深さまで入っているので、長周期地震動の成分がより研ぎ澄まされ『会津は揺れていないのに新潟平野は揺れている…』となってしまう」

つまり新潟市の中心部では、柔らかい地盤の上に高いビルなどが立っているため、地震が長く続き、揺れも大きくなってしまうというのです。