県議会で7日、故障で運休が続いている「フェリー屋久島2」の代替運航を支援する3700万円などを盛り込んだ、一般会計補正予算案が可決されました。

折田汽船が運航する「フェリー屋久島2」は、去年10月にエンジン関連の部品に不具合が見つかり運休が続いていましたが、代わりの部品のめどがつき、最短で今月28日に運航が再開される見通しです。ただ、去年12月以降、屋久島町が負担してきた代わりの船の運航費用がかさんでいます。

県は、今年2月から3月分の運航費用の3分の1にあたる3700万円を支援する経費を総額91億8100万円を追加する補正予算案に盛り込んでいて、7日の県議会で、可決されました。

補正予算案にはこのほか、医療機関や介護サービス事業所などを対象にした原油高・物価高騰対策の緊急対策費などが計上されています。

県議会は今月25日に来年度の当初予算案が採決され、27日に閉会します。