県立高校の入試が6日に一斉に行われ、約6800人の志願者が合格を目指して試験問題に挑みました。一部の高校で、リスニングの際に機材トラブルなどがありましたが、試験全体の終了時間の変更など大きな混乱はありませんでした。
県立青森中央高校では曇り空のもと、厚着をした生徒たちが受験票を持って試験会場へと向かっていました。
そして、教室で最初の科目「国語」の問題用紙と回答用紙が配られると、受験生たちは合格を目指して試験問題に挑んでいました。
県教育委員会によりますと、国語のリスニング問題の際に青森西高校や五所川原高校で放送機器のトラブルがあり開始時間が遅れました。
待機していた国語教諭が問題を読み上げるなどの対応をとり、試験全体の終了時刻の変更など大きな混乱はありませんでした。
県立高校の全日制の今年度の出願者は6533人で、出願倍率は0.93倍となり、現行の入試制度が始まった2015年度以降で最低となりました。
合格発表は、3月14日に行われます。