中古のホビー市場が急成長を続ける中、業界最大手の「駿河屋」が愛媛県内に初めて出店することになり、6日からグッズの買い取りが始まりました。

松山市大街道に新たに店を構える「駿河屋」。

愛媛県内に初めての出店となるこちらは、320坪の売り場にフィギュアやぬいぐるみ、アニメのグッズなど、およそ30万点の中古のホビー商品が並びます。

本格的なオープンに先駆けて6日から商品の買い取りが始まり、午前10時の開店直後から多くのマニアらが自慢のコレクションを持ち込んでいました。

来店客
「ドラゴンボールと僕のヒーローアカデミアになるんですけど、ほかにもまだフィギュアを持っていてそちらを飾ろうと思って、飾るスペースが少ないので部屋に」

「ホロライブっていうVTuberの分をまとめて持ってきている。こうやって近場に気軽に持ち込めるようなところができるのはすごくありがたいことだと思いますね」

業界専門誌の調査によりますと、物価高や環境意識の高まりから、リユース市場は年々拡大。

中でもホビー関連は、ポケモンなどトレーディングカードを筆頭に急成長しているといいます。

駿河屋松山大街道店 森上剛店長
「昔は割とマニア的な市場だったかもしれないが、アニメとかアミューズメント商品とかに商材が広がりライトな層まで広がっているので、そういったところが要因の1つとしてあるかなと思います」

「駿河屋松山大街道店」は3月19日にグランドオープンし、買い取りに加えて商品の販売もスタートします。