過去には富山県内でも…

2022年、富山市北代の市道で、幅約2メートル、深さ3メートルに渡り陥没。

地中の配管が老朽化して穴があき、土砂が流れ込んだことが原因とみられ、幸いけが人はいませんでした。

周辺住民
「車が入らなくてよかった。発見が早くてよかった」

2017年には、富山市丸の内の住宅街を通る市道で、軽乗用車が停車しようとしたところ突然、道路が陥没。

タイヤの前輪が穴に落ち、一時、身動きがとれなくなりました。

去年1月の能登半島地震から半年、高岡市伏木でも新たな道路の陥没が見つかりました。

住民
「急に陥没。だんだんひどくなっていっていますね。(Q地震当初なかった?)なかったですね」

稲積教授は県内では地震の影響で地下に埋まっている配管などの強度や安定性が低下している可能性を指摘。

液状化の被害を受けた地域は、地盤の特徴から道路陥没のリスクも高く特に注意が必要だといいます。

芝浦工業大学 稲積真哉 教授
「液状化が危惧される地盤・地域というのは今回の八潮のところとほぼ同じような地盤。一般的に我々は『軟弱地盤』というふうに呼んでいる。陥没というものも十分に生じるリスクはある」