リスクがあるのは下水道管だけでなく

八潮市の道路陥没はコンクリートでできた下水道管が生ごみなどから発生する硫化水素により腐食。

穴が開き土砂が流れこむことで、地中に空洞ができ、道路を通る車両の重みや何らかの衝撃で陥没した可能性が指摘されています。

国土交通省のまとめによりますと、2022年度全国で年間1万548件発生した道路陥没。

稲積教授はリスクがあるのは下水道管に限らないと指摘します。

芝浦工業大学 稲積真哉 教授
「道路の下というのは下水道管または水道管、排水管とか色々な設備が埋まっている。破損が生じると同じような形で道路の陥没に至る可能性がある」

2月25日には、滋賀県の国道で消雪パイプの老朽化が原因とみられる陥没が発生。

その翌日、2月26日には札幌市の通行量の多い道路で原因不明の陥没が発生するなど、今年にはいってから全国で相次ぐ道路陥没。