2025年1月、韓国の金海(キメ)空港で、離陸準備をしていた旅客機で突如火災が起きました。

燃え広がる直前、間一髪で避難する人も。
短時間で天井が焼け落ちてしまいました。機内にいた乗客はこう話します。

(乗客)
「一瞬で煙が充満しました。前方の客は逃げたが、後方の客は避難経路が見えなかった」

これは機内で撮影された写真です。
座席の上にある荷物棚から炎のような赤い光が確認できます。

地元メディアの報道によると、出火原因は機内持ち込みのモバイルバッテリーです。現在詳しい調査が行われています。
離陸前だったことで乗客も避難できましたが、これが飛行中だったら一体どうなっていたのでしょうか。

民間のアンケート調査によると、今や国民の半分近くは持ち歩いているモバイルバッテリー。

その機内持ち込みについては世界中で規制が強められています。