情報通信技術を活用して農業のビジネスプランなどを競う全国コンテストで、大分市の高校が日本一に輝きました。

大分東高校農業部は3年前から県産イチゴを出荷する際、仕分け作業を効率化するためのプログラムを作成しています。

この取り組みが全国の高校生や大学生が参加して農業のビジネスプランなどを競うアグリテック甲子園で最優秀賞に輝きました。

このプログラムは、AIがイチゴの色や形を学習し、スマートフォンを使って18種類の出荷規格を分類することができるというものです。

(農業部3年井上遼人さん)「引き継いだ先輩たちにも自信を持って顔見せできる」(農業部3年鈴木結花さん)「(後輩には)全国のイチゴ農家さんを助けになるようなプロジェクトにしてくれたらいいな」

高校生が作成したプログラムは、イチゴ生産者の間で実用化への期待が高まっているということです。