当時17歳の女子高校生を、北海道旭川市の橋から転落させて殺害した罪などに問われている当時19歳の女の被告(20)の裁判員裁判。
27日旭川地裁で開かれた初公判で、女の被告は、起訴内容を認めました。
裁判長:「公訴事実と違うところはありますか?」
女の被告(20):「ないです」
裁判長:「間違いありませんか?」
女の被告(20):「間違いないです」
裁判官の問いかけに、か細い声で答えたのは、犯行当時19歳だった女の被告(20)です。
初公判を前に、旭川地裁には26席分の傍聴券を求めて、約150人が列を作りました。

被告は2024年4月、殺人の罪などで起訴されている内田梨瑚被告(22)らと共謀し、北海道留萌市で当時17歳の女子高校生を車に監禁。
その後、旭川市郊外の神居古潭で、女子高校生を橋の欄干に座らせて「落ちろ」「死ねや」などと脅し、川に転落させて殺害した罪などに問われています。
犯行当時19歳の『特定少年』だった被告(20)については、少年審判で刑事処分が相当として検察官送致され、旭川地検が被告の氏名を公表し、起訴しました。
事件の主犯とされる内田梨瑚被告(22)は、逮捕時に「橋に置いてきただけで、落ちたところは見ていない」と容疑を否認しています。