コバレンコさんが来日してから約8か月後。ウクライナからポーランドに避難していた妻のアンナさんも「太陽の家」での受け入れが決まり、再会を果たしました。

アンナさん:
「ウクライナではストレスを感じていたけど、今はすごく安心しています」

アンナさんも聴覚障害があり、今は夫と同じ職場で働いています。

コバレンコさん:
「アンナさんと料理を作ったり、コミュニケーションを取ったり楽しんでいます。いろんなところに友達がいて一緒に遊んで楽しく過ごしています」

定住を決断、講演活動スタート

2人の楽しみのひとつは、アンナさんが掛け持ちで働く近くのスーパーでの買い物です。また、魚釣りが趣味のコバレンコさんは、寿司や刺身が好物だといいます。

周りのサポートを受けながら新しい生活を築いてきたコバレンコさん。母国への思いを抱えながらも、日本に定住することを決断しました。

コバレンコさん:
「文化や自然が豊かで、大好きな海も近くにあり、とても暮らしやすい。戦争が起きて人が倒れて心配だけれど、早く終わってほしいと思っている。ウクライナにも行きたいけど、友達や家族を日本に呼んで一緒に過ごしたい」