「目指す人が減っているのは寂しい」現役東大生
開門の時間を待つ東大の受験生は、最後まで参考書などに目を通します。

辺りには、応援のメッセージが。「努力は実る」...実らせるときが来ました。
25日から始まった国公立大学の2次試験。東大の受験生に志望した理由を聞くと...
東大の受験生
「理学部の天文学科に興味があって、東大だとレベルが高い研究ができると思った」
「僕は東大で野球部に入りたい。東大で神宮球場で野球をしたいという夢があるの
で、そのために東大を受けに来ました」
「(Q.将来の夢は?)システムエンジニアになってAIを研究して、また新しい技術革新を起こしていく」

東大の2025年の志願者数は2024年の9432人より1000人ほど減った8421人で、国立大が法人化された2004年度以降で最少となりました。
東大の受験生
「『やった』って思いました。(試験に)受かる確率が上がるかな」
現役の東大生(3年)
「目指す人が減っているのは寂しい思いがある」
2024年に東大に入学したのは3126人で、女子学生の比率は20.6%にとどまっています。
中国の若い世代 東京大学に熱視線
東大にいま、熱い視線を送っているのが中国の若い世代です。
中国から
「東京大学に入れたらラッキーだと思うので、もっと一生懸命勉強します」
実は、東大に通う外国人留学生の7割近くは中国から(2024年11月時点67.8%)。先日の「春節」の連休では、多くの中国の親子連れが東大キャンパスの下見に訪れていました。
中国から
「東京大学はアジアで一番の大学だと思います」
「いい大学でした。将来は医者になりたいです」
東大を含む国公立大学の2次試験。2025年は全国175の大学に、42万8500人が出願しています。