“停戦”後に待つ「民族生存」の戦い

国際情報誌フォーサイト元編集長 堤伸輔さん:
ロシアのペースで停戦に持ち込まれてしまった場合、ウクライナの人たちにとって究極の問題は、民族を守れるのかというとこに行き着いてしまうと私は思います。
ヨーロッパだけで430万人もウクライナから逃れていて、その3分の1は18歳以下の若い人たちなんですよね。そういう人たちは、戦争が仮に停戦なっても戻ってこない。
そういう中で子供たちがまた生まれていくのか、先ほどVTRにもあった精子凍結という状況は、生存のための戦いをせざるをえない、民族を守るための戦いをせざるを得ない、ウクライナの人達のつらい気持ちを表してると思います。
反対側から見れば、プーチン氏はトランプ氏を使って、大がかりな民族浄化という悪事を行おうとしていると言わざるを得ない状況だと思います。
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<プロフィール>
堤伸輔さん
国際情報誌「フォーサイト」元編集長
政治から社会問題まで幅広い報道に携わる














