鹿児島県内は24日、強い寒気が流れ込み、鹿児島市内でも雪が積もったところがありました。

(記者)「マイクを持つ手もかじかむほどの寒さの鹿児島市です。2月下旬ですが雪が降り、桜島も美しい姿を見せてくれています」

桜島は24日、冠雪し、中腹あたりまで雪化粧した姿が見えました。

(親子)「雪が積もっていたので、びっくりしている」「寒い、寒いです」

鹿児島市の高台では、指の第1関節ほどまで雪が積もりました。

県内には強い寒気が流れ込み、24日朝の最低気温は、霧島市牧之原でマイナス2.5度、鹿屋市輝北でマイナス1.5度など、県内の33観測地点すべてで平年を下回りました。

こちらは出水市とさつま町にまたがる紫尾峠です。スリップした乗用車が道をふさぎ、10台ほどの車が立ち往生したほか、あわててチェーンを巻く人も。

(チェーンつける人)「今までは登っていったが、今回は登らなかった」

霧島市牧園町のキャンプ場は、一面雪景色になりました。

(薩摩川内市から)「薩摩川内市であまり雪が降らないから楽しい」

この寒さは25日朝まで続く見込みです。気象台は県内の広い範囲に低温注意報と霜注意報を発表し、道路や水道管の凍結などに注意するよう呼びかけています。