野菜が高騰するなか…その手があったか、節約上手のお買い物

お店にできた長蛇の列。みなさんのお目当ては、お肉のタイムセール!国産の豚バラブロックは、100グラム116円。牛バラカルビは100グラム138円などなど、お得なお肉が盛りだくさん!

これは節約のチャンス!といわんばかりに、張り切ってまとめ買い!

でも、ちゃんと長持ちする保存法を活用しているそうで、使うのは熱伝導率が高い金属製のトレー。これに肉をのせることで、凍るまでの時間を短縮。細胞の損傷を抑制でき、鮮度が保たれやすいんだそう。

中には、お肉が酸化しないように家庭用の真空パック機で、袋を真空状態にしてから冷凍している本格派も。

さらに、安く手に入れたお肉を、かさ増しでお得感を倍増させている人も!

お客さん
「高野豆腐をすって、ハンバーグを作ったりしている。(高野豆腐を)お肉と混ぜるとお肉が少なくて済む

お肉を節約できるうえに、高野豆腐が肉汁を吸って、よりジューシーにおいしく仕上がるそうです。

精肉店が盛り上がる中、向かいの青果店に動きが!

店員
「こんなに並んでいると悔しいから。見栄張ってるだけですからね」

負けじと大玉のトマトを1箱1080円で投入。他にも、ほうれん草はたっぷり1束で162円。大根も1本162円など、高騰が続く野菜がお買い得価格で並ぶと、まとめ買いしていく人が続出。

お客さん
「(値段を)スーパーで見ると、『わー』と思って買えない。ここに来た時しか買わないし

せっかくお得に手に入れた野菜は、みなさん、大事に使っているようで…

お客さん
「キャベツなんか青いところも捨てられないわよ、今。そういうのも炒める時は使っちゃう」

お客さん
「大根は皮まで使うとか。なるべく余すところなく食べている感じ」

今までは捨てていたという大根の皮も、人参と一緒に炒め、きんぴらに。高騰する野菜。無駄にしたくないですよね。

そんな中、お客さんたちに人気だった食材が“物価の優等生”とも言われる、もやしです。

お客さん
「(値段は)もやしが全然上がっていないんで。みそ汁に入れたりするのも、白菜とかよりは、もやし」

お客さん
「最近はお鍋やるとよく使いますね。おいしくいただいています」

お得スポットは、他にも!