デフバドミントンの難しさは…

郡山市の県立聴覚支援学校で行われた、デフバドミントンの体験会。バドミントンサークル「デフアウル」のメンバー指導のもと、小学生から高校生までの耳が聞こえない・聞こえにくい子どもたちが参加しました。

小学生グループにはバドミントン初体験の子どもたちも多い中、打ち返し方などの基礎を楽しみながら学んでいました。

参加した子ども「今日初めてやったので楽しかった。ずっと(続けて)やってみたい」
参加した子ども「シャトルを見て打つのが、とても楽しかった」

イベントを主催した中村さん。体験会を開いた理由を聞いてみると…。

バドミントンサークル デフアウル・中村孔一さん「(私は)ろう、聞こえないということに誇りを持っているので、同じように聞こえない子どもたちにも、自分たちの夢や希望を持って挑戦してもらいたいという気持ちがあるので、選手の様子を見て、気持ちを燃え上がらせてほしい」

中村孔一さん

一方、参加した中高生と大人は、ダブルスのミニゲームで対決!バドミントン初心者の末永アナも、仲間に入れてもらいました。今回も、耳栓で耳が聞こえにくい状態で挑戦です。

飛んでくるシャトルや相手の声、そして自分の声にも頼れない中でのプレー。集中力をいっそう高めて、目からの情報を頼りにします。

末永アナ「今耳栓をしてやってみたんですけど、シャトルが飛んでくる音が聞こえないのがけっこう怖かったですね。スピードを音でどれだけ自分が判断していたのかが、やってみてよくわかった」