ダブルスのカギは「コミュニケーション」

デフアウルの橋本さんに、打ち方のコツを教えてもらいながらプレーしますが…。

末永アナ「わ~」

声が出せないと、ペアの人とうまく連携をとることができません。

末永アナ「声が出せないのは難しいと思った。後ろで、はいはい!俺行くよ!というのがあればいいが、どっちが行くかわからなくて、コミュニケーションの取り方が難しいと思いました」

デフバドミントンのダブルスは、何よりも試合前の入念なコミュニケーションがカギ。前は自分が取る、後ろは任せる、など、二人のルールを事前に細かく決めておくといいそうです。

橋本さんがバドミントンを続けるのは、デフスポーツを多くの人に知ってほしいからだといいます。

バドミントンサークル デフアウル・橋本繁輝さん「聞こえる方々にもデフリンピックのことについて知ってもらえるように、これから自分なりにアピールしていければなと思っている」

見ているだけでは、聞こえる人との違いが分からないデフスポーツ。でも、実際に体験すると、聞こえない・聞こえにくいからこその面白さや工夫が、たくさんありました。