越前選手 デフリンピック東京開催は「誇り」

子どもたちも、後ろに人がいることが分からず、相手にうまくディフェンスをかわされてしまいます。それでも、手を使って相手の存在を確認するなど、さっそく学んだことを生かしてプレーしていました。

参加した小学生「普段はバスケをするときに声を出すが『スクリーン来たよ!』とか声を出しても聞こえにくいから、そこが難しかったです」

イベントでは、越前選手率いるデフバスケチームと、清陵情報高校バスケ部とのエキシビジョンマッチも開催。

笛の音が聞こえないため四隅に人が立ち、旗を上げることでファウルなどを伝えます。高校生が聞こえる状態でプレーする中、ハンドサインや目でのコミュニケーションを駆使して、圧倒的な強さを見せました。

対戦した高校生「手の動きとか、アイコンタクトでプレーしているのが違うところだと分かった」

越前選手「デフリンピックは本当に歴史があります。100年前から始まった大会です。それが東京で開かれるということを、とても誇りに思っています。」

バスケットボールの次は、デフバドミントンを体験します。