物価の変動を示す先月の全国の消費者物価指数は、前の年と比べて3.2%上昇しました。

総務省の発表によりますと、1月の全国の消費者物価指数は生鮮食品を除く総合が109.8となり、去年1月より3.2%上昇しました。2023年6月以来、1年7か月ぶりの高い伸び率です。

具体的には、電気代が18.0%と大幅に上昇したほか、高騰が続くコシヒカリを除くうるち米はプラス71.8%と、歴史的な伸び率となりました。

そのほか、円安や原産地での不作などが影響し、▼チョコレートが30.8%、▼コーヒー豆が23.7%上昇しました。

また、天候の影響を受ける生鮮食品を含めた総合の上昇率は、キャベツなど野菜の高値が続き、2年ぶりに4%台となりました。