声優の沢城みゆきさん、豊永利行さん、武内駿輔さん、江口拓也さんが劇場アニメ『ベルサイユのばら』の大ヒット記念舞台挨拶に登場し、オスカルへの愛を語りました。

本作は、革命期のフランスで懸命に生きる人々の愛と人生を鮮やかに描いた少女漫画の金字塔「ベルサイユのばら」の完全新作となった劇場アニメ。

今回のイベントには「オスカルを愛した男たち」の副題がついており、アラン役の武内さん、ジェローデル役の江口さんがベルばらのイベント初出演になりました。2人の初登場に豊永さんは “私以外にもホストの方とハリウッドからいらした方が来ていてスケール満載でお届けできれば” と弄ると、江口さんは “ご指名ありがとうございます” とホスト風に挨拶して会場を沸かせました。

映画の反響について、江口さんは “2週間くらい連続で飲み歩いているけど、各飲み場で「ベルサイユのばら」の話になる。飲み友のおじさんもパートナーの方と観に行ってくれて、「面白かった」って言ってくれた。” と語りました。

オスカルの印象について武内さんは “僕はオスカルは女性らしいキャラクターだと感じました。アンドレだけに見せる表情とかを見ると、繊細な人物だなって” と熱く語ると、思わず沢城さんに “合ってますよね?” と確認する場面もありました。続けて、江口さんは “逞しさが強いけど、色々なものを背負う弱い部分も濃い。弱い部分を見せない意思を固めて前に進むところに人は感動するし、愛している人には見せる部分や僕(ジェローデル)には見せてくれない部分もあるし、そういうところに魅力を感じます” とジェローデル目線から見たオスカルの印象を語りました。

また、今回のイベントでは沢城さんから見て一番惹かれるキャラクターを選ぶことに。男性陣3名がバラを持つと、豊永さんは “みゆき、俺はお前の影だ” と役にちなんでセリフを言うと、武内さんもキャラクターをまねてバラを口に咥え、江口さんはバラをもって沢城さんにひざまずいてアピール。

沢城さんは困惑しながらも、“決めました”と宣言すると「ルイ」とまさかのここにはいないキャラクターを選択。理由を沢城さんは “アランは頼れる人だから好きになっていなくなっちゃったらどうなっちゃうの?って思うし、アンドレは何かあるたびに命をかけられると安心できない。ジェローデルは4次元にいる” と語り、“(ルイ16世の良さは)ティーンエイジャーには良さがわからないのよね。年を重ねると良さが分かる” と魅力を熱弁。豊永さんから “いわゆる恋人にするならと結婚するならの違いだよね” と話すと、沢城さんは “そうそれ久々にしたよ。そんな話” と微笑みました。
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