再び寒気がやってきます。気象庁によりますと、17日頃から日本の上空には強い寒気が流れ込み、19日頃にかけて日本付近は強い冬型の気圧配置となる見込みです。その後も、日本の上空には強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が続く見込みです。そんな寒い冬に欠かせないのが使い捨て『カイロ』。どこに貼れば効率よく体を温められるか知っていますか?
日本気象協会 tenki.jp によりますと、次の5つの場所に貼ると効果的だと紹介しています。
使い捨てカイロを貼るのに効果的な場所
1. 首の後ろ~冬の風邪対策を万全にしたい~
首には頸動脈と呼ばれる太い血管が走っているため、首元にカイロを貼ることで体中が温まりやすくなります。
また、首の後ろには「大椎(だいつい)」と呼ばれる風邪・悪寒などに効果的なツボがありますので、冬の風邪対策を万全にしたい場合は、大椎に合わせるようにカイロを貼るのがおすすめです。大椎は首を前に倒した際、首の後ろに突き出る骨のすぐ下にあります。
2. お腹~全身の冷えが気になる~
全身の冷えが気になるときは、お腹にカイロを貼るのが有効です。おへそから指1本半ほど下のところにある「気海(きかい)」というツボにカイロを貼ると、寒さでだるくなった体にほどよい刺激を与えることができます。
大きめのカイロを貼れば、おへその位置にある「神闕(しんけつ)」というツボや、おへそから5cmほど下にある「丹田(たんでん)」というツボも温めることができ、お腹の奥の冷え予防に役立ちます。
3. 背中~僧帽筋のコリやこわばりをほぐす~
肩から背中にかけての筋肉である僧帽筋が冷えると、体がこわばり、血流が悪くなってしまいます。左右の肩胛骨の間には「風門(ふうもん)」と呼ばれるツボがあり、僧帽筋のコリやこわばりをほぐす効果が期待できます。使い捨てカイロは背骨に沿うように、左右に2枚貼り付けるか、大きめのカイロを使用するのがおすすめです。