竹森被告が初めて語った「事件当日の記憶」

2月5日の公判で行われた竹森被告に対する被告人質問。
竹森被告は、証言台の前で迷うこと無く、質問に答えていました。
(弁護側の被告人質問)
Q.公訴事実に対して『記憶にない』と仰ってましたが、どういう意味ですか?
「(事件現場に)行ったことがないので分かりません」
Q.逮捕されてから勾留が続いていますが、言いたいことはありますか?
「訳の分からないやった覚えのない事件に対して3年数か月監禁されていることが理解できない。早く出たいです」
検察側も、事件があった2001年ごろの状況などから当日の「記憶」について聞きます。

(検察側の被告人質問)
Q.当時、仕事は何をしていましたか?
「植木屋。造園業です」
Q.当時、借金はありましたか?
「ありました」
Q.どのくらい?
「見当もつきません」
Q.事件当日、どこで何をしていましたか?
「釣りが好きなので、メバルを釣る『釣り場』の確認に行っていました」
さらに被害者遺族の代理人弁護士も竹森被告に質問しました。
(被害者代理人の被告人質問)
Q.当時、事件が発生したことは知っていましたか?
「新聞で見ました」
Q.それを見てどう思いましたか?
「(事件に関して)なんにも考えていませんでした」
Q.この裁判で事件について色々聞いたと思いますが、思うことはありますか?
「どうして私がここにいるのか理解できません」
Q.傍聴席にいる遺族に何か言うことはありますか?
「ございません」