カープ一軍の日南キャンプは最終日を迎えました。沖縄への移動のため、今日の練習は午前中のみでしたが、選手達は最後まで汗を流しました。

石橋真アナウンサー「昨年より振る量を求めた今年のキャンプ、最終日のきょうも振って振って振りまくっています」
野手23人は今日もさっそく打撃練習。紅白戦に出場しなかった坂倉将吾も、フリーバッティングで快音を響かせます。

投手陣では栗林良吏、ルーキーの岡本駿、床田寛樹、常廣羽也斗の4人がブルペン入り。床田と常廣は今日も、100球以上投げ込んでいました。

そして、練習のラストを飾るのは恒例のロングティー。若手を中心に最後の最後まで必死の形相でバットを振り込みます。

最後は全スタッフ、選手が輪になっての手締め、締めは坂倉が挨拶に立ちました。

坂倉将吾「ここ2年、惜しいところで優勝を逃している。この世界、『惜しい』ではダメ。必ず優勝する、カープは強いということを、皆で証明できるよう、新井監督を日本一の男に皆でしましょう。そして、ビールかけをして、ハワイ旅行に行き、皆でいい顔をして1年を締めくくれるようにやっていきましょう」

新井貴浩監督「非常に充実したキャンプだった。練習量は…増えました?こんなもんじゃないですか?投手も野手も練習してきたという印象。ここから実戦が増えてくる。そこでもっとアピールして欲しい。(Q若手選手について)まだまだ、これから。対外試合になると、どんどん厳しい攻め、インサイドをついてくる。そこで強い姿を見せて欲しい。(Q日南キャンプのMVPは?)好きですねぇ、皆さん…塹江です!(Q沖縄キャンプに向けて)気温も上がって、まだまだ身体も動いて、パフォーマンスも上がる。さらにいいもの、激しい競争を見せてもらいたい」