全国の道に特化したバラエティ番組『道との遭遇』では、道マニアがイチオシの道をご紹介。今回は、愛媛県の山間部に集中する“屋根付き橋”を巡りました。(この記事では道情報だけをまとめてご紹介します)
“屋根付き橋”は農作物の置き場や憩いの場

愛媛には他ではあまり見かけない“屋根付き橋”が数多く存在し、特に内子町と大洲市(おおずし)の2つの町に集中しています。
喜多郡内子町にある1994年(平成6年)竣工の「下の宮橋」と、1944年(昭和19年)竣工の「田丸橋」は、集落の中に根ざした“屋根付き橋”。地元の方の生活のためにある木造橋で、立派な屋根が目を引きます。
「田丸橋」の屋根の内側には歴史を感じられる絵が残されており、農作物の置き場や憩いの場として使われていた当時の様子がうかがえます。

2つの橋はもともと屋根が付いておらず、再建されたタイミングで屋根が付けられたそうですが、その経緯までは集落の人でも知らないようです。このような“屋根付き橋”が、内子町と大洲市にはなんと13か所も存在しているのだとか。














