今回の寒波は広範囲、長期間というのが特徴でした。そのため、過去1週間の野菜の入荷量は、県外・地物ともに通常より4割ほど少ないといいます。

そこで、気になるのが今後の野菜価格についてです。

東亜青果 木村廉 常務
「雪が解けて被害状況も分かるんですけど、全体的には春野菜ができるまで3月いっぱいは量が少ないと思います。キャベツ・ハクサイ・ブロッコリー・ニンジン、こういった商品はかなり影響を受けて、次の商品が出てくる4月中旬ぐらいまではかなり品が薄いと思っています。」

春野菜が市場に出回るまで、今後2か月ほどは全体的に高値傾向と予測されるとのこと。
そんななか、物価高の味方として期待されているのが「タマネギ」。今年は産地での収穫が順調で、価格も安定しているということです。

各地に大きな被害をもたらした最強・最長寒波の影響は、しばらく続きそうです。