10日、山口市の新年度の当初予算案が発表されました。

一般会計の総額は969億円で、新市発足20年の節目に新たなまちづくりに取り組むとしています。



山口市の新年度当初予算案は、過去最大だった今年度に比べて11.3%少ない969億円ですが、過去2番目に大きい予算規模となりました。

主な歳出は、5月に使用が始まる市役所の新しい本庁舎の2期工事費用におよそ16億円。

6月のオープンの交流拠点施設、湯田温泉こんこんパークの運営事業費におよそ7000万円を計上しています。

また、市立小中学校のトイレの洋式化に引き続き取り組むとし、洋式化率を昨年度末の53.4%から新年度末には95%を目指すとしています。

伊藤和貴 山口市長
「20年という節目の年をしっかり迎えて、それ以降ちゃんとつなげていく作業を職員みんなと一緒になってやる年だと思っておりますので、そういった心構えで進めていきたい」

子育て支援として新たに5歳児の健康診断の無料化など、市独自の取り組みも進めます。

予算案は、2月17日開会の市議会に提案されます。