なぜ雪に車が埋まると一酸化炭素中毒に?

こちらJAFが実験した映像をご覧いただきます。
大雪や吹きだまりにはまって、車が雪に埋もれたとの仮定ですけれど、わかりやすいように車体の下に発煙筒を入れて煙の動きで見ていきたいと思います。
ボンネットですとかあるいはマフラー部分を雪で覆います。


車体の下を見てみるとマフラーから出た排気ガスが逃げ場をなくして車体の前方の方に流れてくるんですね。

そしてボンネット付近の吸気口から、エアコンを外気導入にしていた場合なんですが、車内に入っていくんですがこれが早いんですよ。一分程度で車内に排気ガスが充満してしまう。
この排気ガスを吸い込むことで一酸化炭素中毒になるということなんですね。