高裁は「逸失利益は健常者と同じ」母「娘の11年の努力認められた」

両親が一貫して健常者と同等の逸失利益を求めるなか、1月20日に二審判決を迎えました。
大阪高裁(徳岡由美子裁判長)は「安優香さんは学年相応の言語力・学力を身につけ、高いコミュニケーション能力を有していた」と改めて認定しました。
そのうえで、「テクノロジーや社会意識の進歩も踏まえれば、安優香さんが、ささやかな合理的配慮のもとで健聴者と同じ条件で働けたと予測でき、基礎収入を減らすべき理由はない」として、100パーセントの逸失利益を認め、賠償額を増額し、運転手・勤務先に4300万円あまりの賠償命じました。
障がいがある子どもの逸失利益の算定で、全労働者平均賃金の100%=健常者と同額を認めた”全国初”となる画期的な判断に、両親は。
(安優香さんの父・努さん)
「娘に落ち度はなく、減額されるのはそもそもおかしい。事故があって泣いてばかりでしたが、きょうで終わりにします」
(安優香さんの母・さつ美さん)
「安優香の11年の努力、11年が認められたんだという気持ちになり、そこから涙が止まりませんでした」
「『聴覚障害だからできない』というのは偏見です。安優香は『障がいのある人が生きやすい社会になってほしい』という願いを持っていたはず。これからは私が代弁していきたい」














