住民が顔を合わせる機会があれば積極的に防災の話を

地震から2日後。
茜ヶ久保さんは3日分の食料の確保や避難経路の確認などを呼びかけるチラシを作り、回覧板で住民に周知しました。

また、この半年間、早朝に南海トラフ地震が発生したという想定で避難訓練を実施したり、住民が顔を合わせる機会があれば積極的に防災の話をしたりするなど意識の向上に努めました。

(島山自治会 茜ヶ久保眞由美会長)
「訓練が何にはならなかったじゃないんだけれども、こんなに違うのかというのは皆さん感じたこと。とにかく、定例会と称したときは必ず防災の話はします。私達の年齢ぐらいの普通に早歩きができるような人が、隣近所に『逃げるぞ、逃げるぞ』と大声を上げて、呼びかけをする。あれから、おばちゃんたち集まったら、それは必ず言っている」