医療費が高額になった場合に患者の自己負担を抑える「高額療養費制度」について、政府が8月から自己負担額を増やす方針なのに対し、がん患者の女性は6日、撤回するよう訴えました。
水戸部ゆうこさん
「自分の調子が悪いのをひた隠しにしながら周りの人と調整しながら働いて、『少しでも治療費の足しに。子供たちの教育の足しに』。そうやってコツコツ、コツコツ必死に生きてるんですよ。そこをこんなにいきなり、はしごを外すようなやり方。自分に置き換えてもらったらわかりますよね」
立憲民主党のヒアリングに出席した水戸部さんは、高校3年生と中学3年生の子どもをもつ母親で、7年前に肺腺がんを患い、「高額療養費制度」を利用しているということです。
水戸部さんは、「自己負担の引き上げは、病気を抱えながら子育てする親たちにとって過酷。『生きるのを諦めろ』と言われているようで絶望しかない」と訴え、政府に対して方針を撤回するよう求めました。
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