岩手県内を走る6つのローカル線の維持に向けた会議が行われ、沿線の自治体が利用促進の取り組みについて確認しました。

この会議はローカル線の維持を目的に行われているもので、2022年11月以来2回目の開催です。
6日は佐々木淳副知事や岩手県内6つのローカル線の沿線である15の市と町の市長や町長らが出席しました。
このうち、2024年8月の大雨によって大きな被害を受けたJR山田線は、人口減少や自家用車での移動が増えたことで利用者の減少が大きな課題となっています。

利用促進に向けて、宮古市は路線を結ぶ盛岡とのイベントで誘客を図るとともに、閉伊川沿いの紅葉を楽しめる催しなど観光に特化した取り組みを進めると発表しました。
県は沿線の各自治体と複数年度での利用促進計画の策定に取り組む方針です。