■YouTuberが女性問題でトラブルに…

そんな時、業務提携しているYouTuberが一部メディアに女性関係について取り上げられた。ただ、彼らは事前に取材を受けた内容について鈴木セリーナに報告し、『今後問い合わせが来ると思います』と相談。普段のコミュニケーションや信頼関係のおかけで報告・連絡・相談がスムーズに行われ、対応できたという。

「報告・連絡・相談をしなさいって一言で言っても、どのようにどのタイミングがという決断に至らないのは、それまでのコミュニケーションが取れてないっていうことだと思う。『報告・連絡・相談しろ』って言いたい上司はたくさんいると思うけれど、そうしてほしければ人間関係の構築が絶対に必要です」


また職場で気を付けたいのが「言い方」と指摘する。若い人と話すときは聞き手となり、最終的に『セリーナさんどう思います?』と言われるタイミングを待っている。

「これってすごく時間もかかるし精神力もいることなんですけど、先に自分の意見をしゃべろうとすると、若手に聞く側に回ってもらうことになってしまう。だから先に若手の意見を聞く。そうすると『どう思います』と絶対聞いてくる。聞いたことに答えているだけだからそれはパワハラでもなければセクハラでもないじゃないですか」

よくニュースで取り上げられているパワハラ、セクハラ問題については「最近デリカシーがない人が多い気がします」とバッサリ。


「おそらく相手の気持ちを慮って行動することが年々できなくなってくるのかなって。あれがおじさん・おばさんをつくってしまうのでしょう。もうこれは私自身も反省するところではありますけど」