残り10分でペダルが外れるアクシデントも…果たして入賞はできたのか

 第2走者はキャッチャーで鍛えたID走り塩見駿真さん。
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 第3走者は高身長でクールにこぐ坂根凛音さん。
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 そして第4走者は補欠から出場した雑草魂・東慶弥さんです。

 レース残り半分時点で「イダテン」は16位。津田さんもピットでサポートします。雨というコンディションに体力の消耗。次第に各チームに転倒などのアクシデントが起こります。チーム「イダテン」にも。

 (小畑さん)「足がめっちゃ痛い」
 (津田さん)「大丈夫?」

 (小畑康貴さん)
 「僕じん帯切ったんですよ、この前。治ってはいるんですけど痛くなってきたんで1回交代しました。僕がチームを引っ張っていく立場なんで、僕が頑張っている姿を見せてチームの士気を上げようと」
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 キャプテン小畑さん、痛みに耐えて再びレースへ。いよいよ残りは10分。現在の順位である13位からラストスパートをかけようとしたその時、なんと、右のペダルが外れてしまいました。

   (司会)「11番のマシンが故障です」
 (津田さん)「え?とれた?ペダル?」

 レースを諦めたくない津田さんが工具を持って走ります。手渡した工具ですぐにペダルを直すと三輪車は再び走り出しました。
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 そしてレースが終了。結果は13位でした。目指していた入賞はなりませんでしたが、自分たちの三輪車で無事4時間を完走しました。

 (小畑康貴さん)
 「とりあえず完走できたことはめちゃくちゃうれしかったです。もう一回このメンバーで何か作ってみたいなって思います」
 (津田光紀さん)
 「いろんな事があったけどみんな頑張ってくれて完走できたのでよかったです。メンバーにも恵まれたなと思います」
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 みんなで乗り越えた三輪車耐久レース。それは紛れもない青春の1ページでした。

 (2022年10月4日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」内『特集』より)