屋外に露出の水道管やメーターには保温材を

9日(日)頃にかけて日本海側を中心に大雪のおそれがあり、東北や北陸の山沿いを中心に記録的な大雪となる所もあるでしょう。

また、寒波の影響で全国的に厳しい寒さが続く見込みです。大雪や低温によるリスクを回避するために、次のような対策をしておくとよいでしょう。

1.停電に備えて
倒木や雪の重みで電線が切れることによって、停電が発生するおそれがあります。停電に備えて、懐中電灯や防寒着、毛布などを準備しておくと良いでしょう。また、電源を確保するため、モバイルバッテリーも用意しておくと安心です。

2.水道凍結に備えて
最低気温がマイナス4℃以下になる時や真冬日(最高気温が0℃未満)が続いた時には、水道が凍結する可能性があります。事前に水道管の中から、水を抜いておきましょう。また、屋外でむき出しになっている水道管やメーターは発泡スチロールなどの保温材を使って、専用テープでしっかりと巻き、保温しておいてください。

13日(木)以降も日本海側は雪の降る日が多いでしょう。太平洋側も13日(木)は雨が降りますが、14日(金)以降は乾燥した晴天が続く見込みです。

気温は平年並みか平年より高い日が多く、九州から関東では日差しの温もりを感じられるでしょう。ただ、晴れて空気が乾燥し、気温が高いと、花粉が飛びやすくなります。花粉症の方は、マスクなどでしっかりと対策をしてお出かけください。

次に雪と雨のシミュレーションを見ていきます。