北陸地方では、4日から7日頃にかけて大雪による交通障害や高波に注意・警戒し、5日から6日頃は警戒してください。また、3日昼前から4日にかけて落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。

気象庁によりますと、3日は日本海を低気圧が東北東に進み、その後4日から7日頃にかけては、日本付近は強い冬型の気圧配置となり、北陸地方の上空約5000メートルには氷点下36度以下のこの冬一番の強い寒気が流れ込む見込みです。


このため、北陸地方では4日から7日頃にかけては大雪となり、5日は平地も含めて警報級の大雪となる所があるでしょう。予想より寒気が強まったり雪雲が同じ地域に流れ込み続けた場合は、警報級の大雪となる地域が拡大するおそれがあります。
また、北陸地方では、4日から6日頃にかけて海上を中心に強い風が吹き、警報級の高波となる所があるでしょう。予想より冬型の気圧配置が強まった場合は、警報級の高波となる地域が拡大するおそれがあります。

気象庁などによる大雪に関する緊急発表を受け、新田知事がメッセージを発表。メッセージでは、関係機関と連携し道路等の除雪作業を実施するとしていますが、車両の立ち往生や大渋滞の発生が懸念されるため、車での不要不急の外出を控えていただくこと、早めの帰宅やテレワーク等を実施いただくこと、運送事業者や荷主のに荷物の運送計画の見直しや通行規制情報を確認いただくことについて検討するよう呼びかけています。また、県民に除雪作業や屋根の雪下ろしを行う際には、安全に十分注意して行うよう呼びかけています。また、令和6年能登半島地震で損傷を受けた家屋では積雪の重みによる倒壊にも注意をお願いします。引き続き、最新の気象・交通情報の確認をお願いします。

続いて、大雪と雨と風のシミュレーションを見ていきます。