そんな中、市内で凍み豆腐を作り続けているのが、今年で創業70年の豆腐店、「薄井食品」です。


3代目の薄井大輔さんは、父で2代目の武夫さんとともに創業当時の味を守り続けています。

(薄井大輔さん)
「私の祖父から創業し、私が3代目。地元のお客様に支えられてきた70年だったと思う。これからも感謝の気持ちを込めて豆腐作りに励んでいきたい」


70年に渡り受け継がれてきた凍み豆腐づくりを見せてもらいました。

最初の工程は豆腐づくりと同じです。
まずは大豆に水を混ぜながらすり潰しペースト状にしていきます。
県産大豆は価格が高騰していますが、品質ににこだわりたいと使用し続けています。

(薄井大輔さん)
「自然が豊かな大地で育てられた大豆を使用するということは、味もしっかりしているし、豆が詰まっている大豆が多い」

ペースト状になった大豆を今度はしっかりと煮詰めます。
そして煮詰めた大豆を絞り機で豆乳とおからに分けます。
今回その豆乳を特別にいただきました。

(井丸キャスター食リポ)
「う~ん!初めて食べました。コクがあっておいしいです」

ここまでは豆腐づくりと同じですが、凍み豆腐づくりはここからが違います。