かつて産業廃棄物の不法投棄事件が発生した香川県・豊島で島の自然を取り戻そうと植樹活動を行っている団体が、周囲の雑草や雑木を刈り払うメンテナンス作業を行いました。
豊島で作業したのは岡山大学の教授や学生、それに東京の企業、NGPの社員などで作る「豊島・ゆたかなふるさとプロジェクト」の18人です。豊島ではかつて産業廃棄物の不法投棄事件が発生し多くの植生が破壊されてしまいました。プロジェクトではこの島の自然を取り戻そうと、以前生えていたツツジを植樹する活動などに取り組んでいて、きのう(30日)は日あたりをよくするために雑草や雑木を刈り払う作業を行いました。

(NGP 岸本恭秀さん)
「もともと豊島は自然豊かな島だと聞いていますので、その姿に戻す一助になればと考えています」
これまでに植えたツツジは約200本。プロジェクトでは今後も継続して植樹と定期的なメンテナンスを行っていくことにしています。