小学生に英語を教えるリトル・ティーチャーです。
山口県下松市の高校生が、小学生に英語の楽しさを知ってもらおうと先生役に挑戦しました。

教壇に登場したのは山口県内で唯一、英語科がある華陵高校の生徒です。
毎年、近くの花岡小学校で「リトル・ティーチャー」として授業をしています。
19人のリトル・ティーチャーが5年生の4つのクラスに分かれて教えます。
児童と交流するとともに、高校生自身の英語のコミュニケーション能力を高めることも目的です。

「あなたにとってのHEROは?」とのテーマでグループに分かれて英語で会話をしました。

男子児童
「WHO IS YOUR HERO」
女子児童
「HERO IS 河村勇輝 HE IS バスケットプレーヤー」
ときには分かりやすく日本語で説明したり、
身ぶり手ぶりを交えたりしながら教えていました。
女子児童
「英語を先に言ってあとに日本語いったからわかりやすかったです」
男子児童
「英語は好きではないんですけど、きょうは楽しくできたので良かったと思います」
女子児童
「とてもわかりやすくて遊びみたいな感じなので楽しかったです」
教室は終始なごやかなムードに包まれ、45分の授業時間はあっという間に過ぎていきました。
指導した華陵高校3年女子生徒は
「子どもたちのリアクションが良かったりみんな積極的に手をあげてくれて楽しかったです」
最初は緊張したというリトル・ティーチャーたち。
大役を終えて、ほっとしたような笑顔になりました。
花岡小では、週に2度、外国語の授業があり、
これからもリトル・ティーチャーによる授業を続けたいとしています。