山口県周南市の徳山動物園の入場口前に展示されていたSLの修復作業がほぼ終わり、29日、ふたたび広場に設置されました。
移設作業は、大型クレーンでSL本体をつりあげて広場の線路に設置します。本体は上部と下部の2つに分かれていて最初に下の台車が移設されました。

機関部は長さ12.2メートル、重さは31トンです。
このSL「D51形395」は1940年に製造され、1971年までJR岩徳線などを走っていました。
動物園入り口の機関車広場に展示されていましたが、老朽化が激しいことから別の場所で塗装の剥ぎ取り作業などが行われていました。

一番難しい機関部と台車を組み合わせる作業では、ひとつひとつ確認しながら行われ、およそ1時間で終わりました。
このSLは、2025年3月ごろまで塗装作業などが行われ、2026年3月ごろお披露目の予定です。 今度は機関車に乗ることができるようになります。