余命一年半と宣告された、ステージ4のがんと闘うピアニスト・竿下和美さん(50)。「言い始めたら全部しんどくなるから“しんどい”を“楽しい”に変えていく」と話します。竿下さんが残された時間でやりたいこと、それは『みんなで歌う“第九”合唱コンサート』です。世代を超えた歌に込めた思いに密着しました。

『音楽で人生に潤いを』ステージ4のがんと闘いながら音楽活動

 ホテルのロビーに、しっとりとした音色が響き渡ります。ピアニストの竿下和美さん(50)。ステージ4のがんと闘いながら、音楽活動をしています。

 (竿下和美さん)「音楽をもうちょっと社会で必要なものにしたい。なくても生きていけるけど、あっほう方が人生は潤うし、社会も平和になることを伝えたい」

 大学在学中からプロのピアニストとして活躍し、数々のコンクールで入賞。4年前からはNPO法人の理事長として、誰でも参加できるコンサートを主催するなど、精力的に活動しています。