26日、山口県下松市に1日限定でオープンしたカフェ。

「注文に時間がかかるカフェ」と呼ばれます。

そのネーミングは店員として、きつ音がある高校生2人が挑戦したことに由来します。



吉田理紗さん
「注文に時間がかかるカフェのスタッフは、全員きつ音症です。私もきつ音症の1人です。対話方法は人それぞれなんですけど、一般的なものから紹介していきます。えっと……きつ音症は話しことばが滑らかにでない発音障害のひとつです。えっと……遮ったり推測して代わりに言ったりせずに、言い終わるまで待ってくださると助かります」



1日限定でオープンした「注文に時間がかかるカフェ」。



自身もきつ音の当事者という奥村安莉沙さんが発起人となり、きつ音についての理解を広めたいと全国で開いているカフェです。

山口県内には初出店です。



下松市の店で接客するのは2人の高校1年生。2人にはきつ音があります。

全国での活動を知って、自分たちも挑戦したいと応募しました。



こはるさん
「きつ音をオープンにするのが初めてで、不安なところもあるんですけど、自分がこういう活動をすることで、いろんなひとにきつ音を正しく知ってもらえたらいいなって」