静岡〜金谷間はノンストップ 大鉄とJR東海をたっぷりPR
静岡駅にしばらく停車。ホームでは多くの人が特別なヘッドマークをつけた車両の写真を撮影していた。静岡駅の出発は午前8時54分。ここからはノンストップで終点の金谷駅を目指す。

<大井川鐵道・広報 山本豊福さん>
「本日だけ有効、金谷駅から門出駅の1日乗り放題の乗車券を特別に販売しております。販売箇所は金谷駅です。大人280円、こちらの切符でぜひ門出駅にお出かけいただければと思います。なお、本日ですが『さわやかウォーキング』に協賛いたしまして、大井川鐵道も臨時電車を増発しております。8往復の臨時電車を増発しております。こちらの電車ですが、昨年の暮れに我々の営業運転に入りました元南海電鉄の6000系車両を充当する予定となっております。ぜひ、この臨時快速の乗り心地も大変よろしいのですが、大井川鐵道の元南海電鉄の車両の乗り心地も体験してみていただければありがたいと思います」

大井川鐵道では、大手私鉄各社を引退した車両が第二の活躍を魅せている。近鉄特急16000系。南海21000系。東急から十和田電鉄を経た7200系。そして2024年12月、南海6000系がデビューした。大井川本線を走る毎日運転の電車は区間運転を含めて8往復。これに8往復の臨時電車が加わるというのだから、大井川鐵道にとっては「大増発」だ。1月12日は、ほかにSL列車や、SL運転日に走る区間運転の普通電車もあった。
名物広報の山本豊福さんが案内を続ける。
<大井川鐵道・広報 山本豊福さん>
「JR東海さんでは、例えば、新幹線の乗車券などエクスプレス予約というのをスマートフォンアプリで行っておられますね。実は大井川鐵道のSL列車、昨年12月からこちらのエクスプレス予約の方から我々のSL列車の予約ができるようになっております。ぜひエクスプレス予約を経由して予約をなさってみてください。なかなか便利なものなんじゃないかと思います」
コラボ列車ならではのPRも欠かさない。