「1人ずつ被ってくれる子が増えるようになって」

講演を終え、渡邊さんに話を聞きました。

ー改めて、きょうは学生の皆さんにどのようなことを伝えたかったですか?

(渡邉明弘さん)
「岡山県はヘルメットの着用率がなかなか上がっていかないっていうお話を聞いてるので、今回は初めて自分のヘルメットを持ってきて、被ったところを見せて講演をさせてもらいました」

「やはり被ってるところを見ることで、人間って心のブロックが外れていくので。それが1人でも2人でもいいので、例えばヘルメットを被って、通学をし始めた。ここがそこから周りの友達とか生徒に見せて心のブロックを外して、1人ずつ被ってくれる子が増えるようになってくれるといいなと思っています」

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ー岡山でも着用率がまだまだ低いですが、改めて社会全体としてどのような社会になっていってほしいという思いがありますか?

(渡邉明弘さん)
「車がなくならないない限り、事故がゼロになるっていうのは不可能だと思ってるんです。なので、その車をなくすことができないんだったら、防衛策を考えていくしかない。今は学生の子たちはヘルメット被ることがやれることの一つだと思ってます」

「ただ、やはり大人が率先して被って、その正しい姿を子供たちに見せていくっていうことが大切だと思うので、岡山県民の皆さん、大人の方は頑張ってほしいなと思ってます」