山口市名物の「ばりそば」。
揚げた麺に野菜や肉がたっぷり入ったあんがかかり、山口市民にとっては「ソウルフード」とも言えるメニューです。
もちろん、今が旬のキャベツもしっかり乗っていますが、このキャベツの価格が全国で高騰しています。価格高騰の影響や原因を取材しました。

パリパリに揚げた麺に、野菜たっぷりのあんがかかった、山口のご当地グルメ「ばりそば」。
キャベツの価格高騰が直撃しているのです。

元祖ばりそば本舗春来軒 山根一弘社長
「仕入れ価格が急騰しているので、影響は大ですよね。本当は入れたいんですよ、価格要素は(料理の値上げで)反映させていきたいんだけどそれをやっちゃうと、うちみたいにリピーターの多い、常連さんごひいきさんの比較的高い、率が高い店っていうのはほんと死活問題になるんじゃないですかね」
この店では、山口市秋穂二島産のキャベツを仕入れていて、平日で40玉、休日には倍の80玉ほどを使っています。
仕入れ値は普段のおよそ2倍になりました。